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日本の手話いろいろ②

型番 c103012
販売価格

2,310円(内税)

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企画・編集/一般社団法人全国手話通訳問題研究会
発   行/図書出版 文理閣
装   丁/A5判 262ページ
発 売 日/2020年4月15日






【内容紹介】

イラストで見る全国各地の手話
地域で生まれた手話表現に驚きと発見がいっぱい!!


「日本の手話いろいろ②」は全国手話通訳問題研究会の研究誌
『手話通訳問題研究』の第76号から第143号の17年間にわたって
掲載してきた「日本の手話いろいろ〈全国各地の手話〉」をまとめた書籍です。

既刊の「日本の手話いろいろ①」は名詞を中心にしたものですが、
続刊である本書では、ろう者が日常のコミュニケーションの中で
気持ち等を自然に表現している手話を中心に集めました。
地域性もありますが全国的に使われているものもあるようです。

2011年に東日本大震災の時、他県の手話通訳者が
宮城県に支援に入ったときに、ここに掲載されている
宮城県の手話を事前に研究誌で学習したことで、
ろう者が表現した「危ない」という手話を読み取ることができ、
よいコミュニケーションにつながったという話があります。
「危ない」の手話は、地域のろう学校に理容科があり
顔をカミソリで剃る仕草から作られ、
ろう者の生活の中で育まれたものです。

このように、手話は地域で大事に育まれてきました。
大切なことは、ろう者のことばである手話をあるがままに受け入れ、
そのことばを使っていくことでしょう。

近年は養成講座等で手話を学ぶ機会が多く、
この本で紹介しているような地域性がある手話に
触れる機会が少なくなっているかもしれません。
地域のろうあ者と関わりながら手話を学び、
この本を囲んで、豊かなコミュニケーションを展開してみませんか?


【お詫びと訂正】
書籍の本文中、以下の間違いがありました。 お詫びして、訂正させていただきます。
72頁 「15」 (誤)「お盆(似ている)」⇒(正)「 お盆」
141頁 コラム (誤)「滋滋賀県手話通訳問題研究会」⇒(正)「滋賀県手話通訳問題研究集会」