発 行/京都府向日市
編 集/京都精華大学(京都国際マンガミュージアム)事業推進室
販 売/一般社団法人全国手話通訳問題研究会
作 画/濱田咲乃・彩乃/野路文紗子/青柳恵太
装 丁/A5 判 97 ページ
取扱日/2019年11月8日
【内容紹介】
本書は主人公を「ろう者」、「難聴者」、そして、聞こえない方を支援している
「手話通訳者」の若者に設定して全3章の構成でマンガを収録しています。
マンガ本の後半には、向日市内の観光スポット等も掲載しています!
【目 次】
■第1章 夢に”手”をのばして―ろう者編― 作画:濱田咲乃・彩乃
生まれつき重度の聴覚障害で耳が聞こえない稲葉美咲。
ろう学校卒業を控え、聞こえる人の社会に入ることに不安を感じ、
無意識に壁を作っていた彼女だったが、ある日出会った千尋の存在が
彼女の心を大きく動かしていく――――……
■第2章 セカンドステップ―難聴者編― 作画:野路文紗子
生まれつき両耳がほとんど聞こえない難聴者である笹屋拓海。
耳が聞こえにくいことや自分の発音にコンプレックスを持ち、
自分の殻に閉じこもりがちだった彼が、大学で出会った登山
サークルの仲間や、同じ難聴の美月先輩によって次第に自信を
取り戻していく―――……
■第3章 声をかたちに ―手話通訳者編― 作画:青柳恵太
ある日、テレビで目にした手話通訳者の姿に心を動かされた渋川 誠。
本を読んで勉強したという彼の教科書的な手話を見て、先輩手話通訳者は、
「手話を学ぶこととろう者の生活を知ることは同じ」だと彼に助言する。
はじめはその真意を理解できず教科書的な手話を続ける彼だったが――…