企画・編集・発行/一般社団法人全国手話通訳問題研究会
装 丁/A4判120頁
発売日/2018年8月20日

※冒頭部分、目次をサンプルとして閲覧できます。
続きは、商品をお買い求めいただきご覧ください。
【内容紹介】
全通研の研究誌『手話通訳問題研究』では、時宜にあった特集を組んでいます。
その特集記事をテーマごとにまとめ、『温故知新』という本の形でみなさまにお届けしています。
シリーズ第1弾は、「手話通訳制度を巡る変遷」をテーマに、
「人間らしく生きる」とは何かを追求する運動の歴史と成果、
福祉の変遷がまとめられています。
第1章の冒頭では、手話通訳者集団としての全通研発足の契機となった運動が、
「全通研の前史」として書かれています。
また、「安藤・�眦掴席検廚稜愀福▲灰潺絅縫院璽轡腑麩�働としての手話通訳、
全通研が目指す手話通訳制度など、今日的課題を示唆する内容になっています。
第2章では、手話通訳の有料化につながる家庭奉仕員制度への組み入れ反対運動から
手話通訳の制度化、そして手話通訳士の誕生と、展開しています。
人権保障の立場から受益者負担は容認できない、あるべき手話通訳制度はどうあるべきかなど、
制度の確立に向けてまとめられています。
第3章は自立支援法をめぐって「権利としてのコミュニケーション」についてまとめられています。
自立支援法で定められた定率(受益者)負担は福祉の後退を招いている、
コミュニケーション保障は福祉の範囲だけでいいのかといった問題提起がされています。
また、全日ろう連から聴覚障害者制度の改革への取り組みも述べられ、運動で社会を変える
という「意気込み」が伝わります。
第4章では、総合支援法のもとでの手話通訳制度の実態と課題がまとめられています。
また、全通研が関わってきたさまざまな活動については、石川芳郎さんへのQ&Aで
わかりやすく書かれています。
最後に、立教大学の木下教授が「雇用された手話通訳者の実態調査」報告書から、
手話通訳事業の課題と運動の方向性を紐解いています。
【目 次】
■第1章 「権利と運動」
1.手話通訳前史
2.戦後ろう運動と手話通訳運動
−高田・安藤論文が出された背景と今日的課題について−
3.コミュニケーションの原点と人間らしく生きる権利
4.全通研が目指す手話通訳制度
■第2章 「障害者社会参加促進事業〜障害者の明るいくらし促進事業」
1.家庭奉仕員制度をめぐって
2.手話通訳制度化 本誌編集局長に聞く
3.手話通訳制度の確立を
4.手話通訳設置事業の現状と課題
5.手話通訳等支援事業実施要綱(案)について
■第3章 「障害者自立支援法」
1.コミュニケーションは生きる権利〜手話通訳の権利とその課題〜
2.コミュニケーション支援事業における受益者負担をどう考える
3.全国的なコミュニケーション支援事業の発展への継続的な取り組みの課題
4.聴覚障害者制度の改革は私たちの手で!−全日本ろうあ連盟の取り組み−
■第4章 「障害者総合支援法」
1.手話通訳設置(雇用)と国及び地方自治体の責務について
2.石川会長のわたしの視点−情報・コミュニケーション法について−
3.障害者総合支援法における手話奉仕員養成及び手話通訳者養成の現状と課題
4.意思疎通支援事業(モデル要綱)の策定と今後の関わり方
5.手話通訳事業の課題と運動の方向性
【出版部より】
1年に4冊の研究誌が送られてきます。
その都度、特集は読むのですが、時間の経過とともに過去は消えていきます。
テーマごとにまとめたこの本は、そんな方にはぴったりの企画です。
冒頭に伊東雋祐氏が登場します。
全通研初代委員長の伊東氏を知る人がだんだん少なくなってきて、寂しい気持ちもあるのですが、
それだけ歴史を重ね、新しい仲間を迎えているということなのでしょう。
ろう者と手話に関心をもつ聞こえる人たちが「手話」という共通財産を発展させ、
制度を進めてきた歴史が、臨場感あふれる文章で綴られています。
歴史と運動がまとめて学べる、お得感満載のお勧めの1冊です。(出版部)
温故知新1「手話通訳制度を巡る変遷」は、電子書籍としても販売しております。
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